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    英国のブレア元首相

    クリントン氏の電子メールから、カダフィ大佐との交渉に関するブレア氏からのメールが見つかる

    © REUTERS/ Brendan McDermid
    政治
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    英国のブレア元首相は2011年、リビアの最高指導者カダフィ大佐が殺害される少し前、カダフィ大佐と米国を交渉させようとしていた。その証拠は、公開されたヒラリー・クリントン元国務長官の電子メールの中で発見された。クリントン氏は当時、米国務長官を務めていた。デイリー・メール紙が報じた。

    ブレア氏は2011年、中東和平に取り組む4者の特使を務めており、カダフィ大佐と一度ならず電話会談していた。ブレア氏は、クリントン氏に宛てた電子メールの中で、カダフィ大佐を「侮辱」しないよう呼びかけている。またブレア氏は、カダフィ大佐の「右腕」を、賢明な人物だと指摘している。デイリー・メール紙は、この「右腕」とされる人物について、同時リビア外相を務め、カダフィ大佐の死後、英国に亡命したムーサ・クーサ氏、あるいは、諜報機関の責任者だった アブドラ・サヌーシ氏のことではないかとの見方を表している。

    デイリー・メール紙によると、ブレア氏がクリントン氏に送った2011年8月9日付けのメールには、次のように記されている-

    「カダフィ氏の右腕から電話がきた。彼は、(交渉)の進捗状況について質問した。K(カダフィ大佐)からの問い合わせだという。私は、Kは交渉相手を指名する必要があるとし、彼が交渉相手を指名したら、我々の側に伝え、交渉の可能性について検討すると述べた」。

    またブレア氏は、このメールの中で、クリントン氏に自分たちの交渉担当者を指名するよう提案しているほか、カダフィ氏の右腕は「分別があり、耳を傾ける用意がある」と指摘し、カダフィ氏がこの右腕に全てを任せると確信している、との見解を表している。

    ブレア氏は、その前の2011年3月3日付けのメールでは、カダフィ大佐がブレア氏を裏切り者として非難し、ブレア氏とのコンタクトを拒否したと述べている。ブレア氏は、「もしカダフィ氏を侮辱することなく全てを解決する手段が見つかったら、カダフィ氏は対話に同意すると思う」と指摘している。

    カダフィ大佐は2011年10月20日、リビアにおける内戦の最中に、移行期の暫定国民評議会の部隊によるシルト制圧の過程で殺害された。米国とNATOは、反カダフィ派を積極的に支持し、2011年6月27日、国際刑事裁判所は、殺人、違法逮捕、違法拘留の容疑で、カダフィ大佐に対する逮捕状を出した。

     

     

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