プーチン大統領 EU代表団がどのようにしてウクライナに関する協議を頓挫させたのか語る

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ロシアのプーチン大統領は、ブリュッセルで21日に終了したウクライナをめぐるロシア、ウクライナ、EUによる今年の3者協議を総括し、ロシアは同協議の枠内で関係正常化に向けた試みを続けていくとの考えを表した。

プーチン大統領は、「私は、我々がこの問題に今後も何度も戻ることになると考えている。私たちは、我々のパートナーたちとの関係を立て直すことを望んでいる」と語った。リア・ノーヴォスチ通信が伝えた。

プーチン大統領は、ロシア側の交渉担当者が具体的かつ筋を通して議論のある問題を提起したとき、EU代表団の責任者は、「ゲームオーバー」と言って立ち去った、と強調した。

プーチン大統領は、「(彼らが)去ったのに、(彼らは)今日、ロシア代表団が協議を頓挫させたとするプレスリリースを配信した」と指摘した。

プーチン大統領によると、ブリュッセルでの協議ではテーマが複数の件に限定された。特にロシアは、欧州の植物検疫システムに移行しなければならないという。プーチン大統領は、「我々は一度にこれを行うことができないため、これは我々の全ての農産品が欧州市場に入ることはないということを意味している。なお我々の商品に代わって、欧州の全ての商品がウクライナへ送られる」と述べた。

21日にブリュッセルで開かれたロシア、ウクライナ、EUによる3者協議は、成果なく終わった。ロシアは1月1日から自国の市場を保護するため、ウクライナに対してCIS自由貿易圏に関する協定を一時停止し、 ウクライナからの輸入に関税を導入する。また対露制裁を支持している国として、ウクライナに対する食料品の禁輸措置も導入する。

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