ロゴジン副首相:ロシアはロボット軍の創設を目指している

© Sputnik / Aleksey Nikolskyiロゴジン副首相
ロゴジン副首相 - Sputnik 日本
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ロシアのドミートリイ・ロゴジン副首相がスプートニクの取材に応じた。ロゴジン氏は、「今のロシアは1999年のロシアではない。大統領も違うし、政権も違う。ロシア航空宇宙軍はシリアにおいて、ロシアが既に新たな次元に入っていることを示した」と述べ、次のように続けた。

「2020年にかけ、装備計画の進捗に従い、ロシアは欧州で最も現代的な、質において米軍をも凌駕する軍隊を手にする。ロシアは全く新しい戦略ミサイルを持ち、新たな航空部隊を擁する即応機動戦力を持ち、新たな射撃兵器を持ち、新たな走行車を持ち、非常にロボット化の進んだシステムを手にする。ロシアが大きな国であることは誰でも知っている。しかし人工は、たった1億4600万人に過ぎない。これはフランスとドイツを足した程度だ。世界最大の領土面積を誇る国の安全を、どうやって100万人規模の軍隊で保障できるのか。だから我々は、ロボット化された装備システムの開発に力点を置くのだ。もはや軍人は、自ら戦うのでなく、オペレーターとして軍用ロボットを操縦する、ということだ。

ナターリア・ポクロンスカヤ氏 - Sputnik 日本
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我々は今、人工知能搭載兵器の開発に取り組んでいる。たとえば、アルマタは、ただの戦車ではない。いざとなったら遠隔操作できる戦車なのだ。いわば、ロボット戦車。だからこそいま我が軍はエンジニアの軍、高等教育を受けた人たちの軍なのだ。我々はプロフェッショナルな軍隊の創設に取り組み、じょじょにその目標に近づいていく。

現時点ですでにテロリストらを相手に遠隔・非接触戦闘を行なっている。カスピ海や地中海から攻撃を行っているのだ。こうして我々は、ロシアの国外で、祖国をテロリストから守る戦いを行なっているのである。むろん、同時に、現実の戦場において、我が軍の新型兵器の動作を確認している。そして、結果には満足している」

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