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    なぜ北朝鮮に対する制裁は望んだ結果をもたらさないのか?

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    ロシアの東洋学者アンドレイ・ラニコフ教授は最近の論文で、北朝鮮への制裁導入の非効率性について語り、一連の根拠ある論を述べている。

    制裁体制の非効率性の証拠としてラニコフ教授は、国連安保理決議台2270号を挙げた。この決議によって国連は今年3月対北朝鮮の新たな制裁を発動した

    ラニコフ教授によると、制裁の非効率性に影響を及ぼしているのは、中国の矛盾したポジションだという。

    「理論的には決議案は北朝鮮からの鉄鉱石と石炭輸出を禁止したが、同時に北朝鮮が輸出からの収益を国民の生活の目的のために利用する場合、購買国は北朝鮮団体と取引を成立させる権利を有する」

    だが、輸出による収益が何に使われたかを証明することは、実質的に不可能だ。国連自らも、制裁の目的は北朝鮮経済の破壊ではなく、北朝鮮エリートの生活の最大限の困窮化にあると断言している。

    実際には北朝鮮高官はこの制裁を特に心配していない。北朝鮮への奢侈品輸入の形式的制限は、高級品店の事業には特に影響しない。奢侈品は中国を通して届けられるのだ。

    結論としてラニコフ教授は、制裁のかわりにより多くの文化的交流を実現し、北朝鮮人が外の世界を知ることで彼らが極度に遅れたタイプの社会に住んでいると理解することを助けたほうが、はるかに生産的だっただろうと指摘している。

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