ロシアの航空母艦 シリア沖へ

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ロシア海軍北方艦隊の大型航空母艦(重航空巡洋艦)「アドミラル(提督)クズネツォフ」は、複数の軍艦に伴われて、地中海の遠洋航海に出発した。情報筋が伝えた。それによれば、航海は4から5カ月続く。

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空母には、最新鋭戦闘機ミグ29及びミグ29P、そしてスホイ33が搭載されている。それ以外に、巡洋艦のため戦闘ヘリコプターKa-52K「カトラン」が用意された。

先に軍事専門家のレオニード・イヴァショフ退役大将は「ロシアは地中海に空母『アドミラル・クズネツォフ』を派遣することで、シリア沖の軍事プレゼンスを著しく強化する」と述べ「ロシア政府は、ソ連崩壊後初めて、空母を演習ではなく戦闘態勢で用いる計画だ」と伝えた。

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