ジャカルタ州知事、宗教冒とくで有罪 懲役2年

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インドネシア首都ジャカルタのバスキ・チャハヤ・プルナマ知事が9日、懲役2年の実刑判決を言い渡された。裁判所は、イスラム教の聖典「コーラン」を冒とくする発言をしたと判断した。ロイターが報じた。

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プルナマ知事は、昨年9月に公開された動画で、イスラム教徒に対して好ましくない発言をしたとして、宗教冒とくと、信者の感情を侮辱した罪に問われていた。プルナマ知事は、インドネシアでは少数派にあたる中国系のキリスト教信者。プルナマ知事は自らの発言を謝罪したが、警察当局は調査を始めた。

ジャカルタでは、知事の発言を受けて数十万人が集まった集会が数度行われ、知事の即時退陣と捜査実施を要求した。

インドネシアにおける、ナショナリズム、人種、宗教的の土壌での憎悪扇動罪に対しては4年、宗教侮辱罪には最大で5年の懲役刑が言い渡される。

プルナマ知事は汚職と官僚主義との戦いでジャカルタ住人の人気を勝ち得て、イスラム教徒の抗議活動が始まるまでは、州知事選挙で再選する可能性が高いと見られていた。しかし、先月の知事選ではイスラム教徒のアニス前教育文化相に敗れた。アニス氏は10月に知事に就任する。

 

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