米雑誌「米国は1960年代の大砲を使い、ロシアは新型兵器を製造中」

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米国の雑誌「ナショナル・インタレスト」のデイヴ・マジュムダー評論員は「ロシアの陸軍部隊は、新型の自走砲を装備しつつあるが、米国防総省は、古い兵器を改良することで軍部隊の装備を補い続けている」と指摘した。

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そうした一例として、評論員は、第一親衛戦車軍のタマンスキイ及びカンテミーロフスキイ師団に、数十台の自走榴弾砲「ムスタ-S」が供給されたことを挙げた。

この新型自走榴弾砲は、さらに近代的な自走砲2S35 コアリツィア-SVが部隊に大量装備されるまで、使用される予定だ。

先にロシア連邦軍ロケット・砲兵総局のミハイル・マトヴェ-エフスキイ局長は「自走砲コアリツィヤ-SVのシリーズ供給は、2020年までに開始されるだろう」と伝えている。

米雑誌「ナショナル・インタレスト」の取材に応じた雑誌「モスコー・ディフェンス・ブリーフ(Moscow Defense Brief)」のミハイル・バラバノフ編集長は「コアリツィアが大量生産されるまで、まだ数年かかるが、ムスタ-Sも、陸軍部隊において極めて近代的な兵器となるだろう。この自走砲は、一分間に葯8発のスピードで砲撃する152ミリメートル榴弾砲2A65を基盤に作られた。雑誌報道では、新型自走砲は、もっと早いスピードで砲撃が可能だ」と伝えた。

専門家は「この榴弾砲は、コアリツィアの大量生産開始までに、生産されるだろう。ムスタには、新しい誘導システムや、より近代的な大砲や装填メカニズムがついている」と指摘した。

先の報道によると、ナショナル・インタレストのコラムニスト、カイル・ミゾカミ氏がソ連で作られた「最先端」兵器5選を紹介した。

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