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    ポロシェンコ大統領

    北朝鮮へミサイル機密漏洩のCNN動画を否定 ウクライナはこのスキャンダルにどう反応したか

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    政治
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    ウクライナ当局は、CNNテレビがウクライナが朝鮮民主主義人民共和国にミサイル機密情報を渡したと報じた後、一連の矛盾する声明を表している。ウクライナは当初この情報を否定し、国内の工場ではこうしたエンジンは生産されていないと主張した。ところが次に出された声明には、ウクライナ製のエンジンが「どこか別の国」でコピーされ、中国と通って北朝鮮に渡った可能性があるとの推測が表されている。

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    ウクライナ国家安全保障国防会議のトゥルチノフ書記はCNNの報道を煽動と名指しで非難し、報道は「一切根拠を持たない」と断言した。同書記は、この「反ウクライナキャンペーン」はロシアの特務機関の煽動を受けて行われたものと指摘している。

    同国のポロシェンコ大統領はCNNがこれを報道した後、ウクライナに対する「根拠のない疑惑を確証」するため、記事の執筆者らを同国へ招くと宣言。その後、ポロシェンコ大統領はニューヨークタイムズ紙が掲載した情報を調査するため、作業部会を創設するよう命じた。

    エンジンを生産しているとされた「ユジュマシュ(南機械工場)」側もこの情報を否定。その一方で同工場のアレクサンドル・デェクチャレフ設計主任はウクライナの報道機関「Страна.Ua」からのインタビューに対して、エンジンのコピーが「どこかで行われた可能性がある」と語っている。

    これとは別の設計局「ユージュノエ(南)」で働いていた元社員は「 Страна.Ua」からのインタビューに匿名を条件に口を開き、北朝鮮は「ユージュノエ」設計局のミサイル技術を受け取った可能性があると語った。この人物は、北朝鮮は「ウクライナ側への非公式なアプローチ」方法を見つけたと話している。

    先ほど、米放送局CNNは同サイト上に、ウクライナ特殊部隊が2011年に「ミサイル機密情報」を盗み出そうとした朝鮮民主主義人民共和国籍2名を逮捕した様子の録画映像を掲載した。北朝鮮政府が弾道ミサイル用にウクライナ製エンジンを調達していたとの推測を受け、公開されたもの。

    2人の北朝鮮外交官は2011年7月、ウクライナ治安部隊によってドネプロペトロフスク市のガレージ内で逮捕された。「機密」と記された書類を写真に収めている最中の現行犯逮捕だった。1年後、この2人は禁固刑8年の判決を受けた。

    2人は先日記者団との面会を行っており、そのうちひとりは罪を否定し、もう片方は部分的に認めている。

    また、これより前、北朝鮮の弾道ミサイル発射成功は、闇市場でウクライナ製の強力なモーターエンジンを買ったことに関係している可能性があるとミサイル専門家マイケル・エレマン氏が米情報機関のデータを基にしてニューヨーク・タイムズの記事で述べた。

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    軍事, ミサイル, ウクライナ, 北朝鮮
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