北朝鮮 追加制裁なら米国に「苦痛と苦難」を与えると表明

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朝鮮中央通信は朝鮮民主主義人民共和国外務省が11日、米国が核実験を強行した北朝鮮に対する新たな国連安全保障理事会の制裁決議案の採択を目指していることを非難したと報じた。共同通信が伝えた。

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北朝鮮外務省は決議案が採択されれば「米国が考えもしない強力な行動措置を連続的に講じる」という声明を発表した。このような「声明」を発表したのは昨年7月以来。

北朝鮮外務省は、「米国の加速する敵対的行動と核の脅威を抑止し、朝鮮半島と周辺地域に差し迫る核戦争の危険を防止する」目的で「極めて強力な熱核兵器」を開発したと強調した。

声明には「北朝鮮は米国の動きを注視している。(中略)我が国にはあらゆる形の絶対的措置を取る用意と意向がある。今後北朝鮮が講じる措置は、米国にその歴史上経験したことのない苦痛と苦難をもたらすことになるだろう。(中略)北朝鮮が、前例のない過酷な措置を講じ、犯罪国家米国を鎮圧する様子を世界は目の当たりにするだろう」と書かれている。

同国外務省は更に、「複数に及ぶ警告にもかかわらず、米国が北朝鮮との政治的、経済的、軍事的対立を執拗に強化し続ける限り、破滅から絶対に逃れられないことを彼らは完全に認識すべきだ」と主張した。

米国は6日、国連安全保障理事会で北朝鮮への石油の禁輸や、金正恩(キム・ジョンウン)氏の資産凍結などの制裁措置を盛り込んだ決議の原案を提案した。

北朝鮮問題の調整に関し、ロシアと中国の提案には今のところ代替案はない

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