02:52 2019年10月21日
イランのアラクチ外務次官

イラン外務省「米国の非友好的な対イラン措置には相応の結果」

© AFP 2019 / Atta Kenare
政治
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イランのアラクチ外務次官が、「イランに対する制裁問題をめぐる米国の行動は相応の結果を伴う」と発言した。

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アラクチ氏はモスクワでの核不拡散会議で、「(核合意をめぐる--編集部注)否定的な雰囲気が米政権によってつくりだされている。これはJCPOA(イランの核問題に関する包括的共同作業計画--編集部注)に違反するものだ。米政権の措置は、イランが制裁解除の恩恵を享受することを許さないものであり、全く受け入れられない。これには相応の結果が伴うことになる」と述べた。

さらに、「現在JCPOAが核不拡散体制の重要な要素の一つ、不可分の一部であることに私は完全に同意する。もしJCPOAが崩壊すれば事実上、核不拡散体制の破綻、核拡散防止条約(NPT)の破綻を意味する」と強調した。

また、「イランのミサイル計画については、私は最大限率直に申し上げたいが、我々のミサイルは、我が国にとって唯一の信頼できる防衛手段であり、専ら防衛と抑止力を目的にしたものだ。中東地域でのサダム・フセイン(元イラク大統領)の再来を許さないために不可欠なものだ」とも述べた。

その際アラクチ氏は、イランのミサイル計画についての問題はJCPOAの枠外だと強調した。

一方、国際原子力機関(IAEA)の査察官らはイランの核施設に事実上毎日滞在しており、IAEAの主任調整官コーネル・フェルタ氏によると、現在査察の水準は「前例のない」レベルだという。

イランと露米英中仏独の6カ国は2015年7月14日、長年にわたるイランの核計画問題の解決に向け歴史的な最終合意に達した。

合意に至ったのはイランの核問題に関する包括的共同作業計画(JCPOA)。イランがJCPOAを履行することで、国連安全保障理事会や米国、欧州連合(EU)がイランに課した経済・金融制裁が解除されるというものだ。

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ミサイル, 戦争・紛争・対立・外交, 核問題, IAEA, イラン
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