カタルーニャ州元首相、ベルギー渡り 亡命検討か

© AP Photo / Emilio Morenattiプチデモン首相
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スペイン政府が30日、同国北東部カタルーニャ自治州の州議会を解散したことを受け、同州元首相カルレス・プチデモン氏、ベルギーに渡り、スペイン・バスク地方の住民の亡命事案に経験があるポール・ベカルト弁護士と連絡した。AFP通信が伝えた。

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カタルーニャ州議会は27日、独立決議を採択した。その約1時間後、スペイン議会上院はカタルーニャ州の自治権を停止し中央政府の直接統治を可能にするスペイン憲法155条の適用を承認した。

スペインの検事総長は、中央政府によって解任されたカタルーニャ州政府の幹部らを国家反逆や扇動の容疑で訴追する考えを示している。

AFP通信によると、プチデモン氏は複数の州政府幹部らとベルギーに入った。プチデモン氏が連絡を取った弁護士は数十年にわたって武装闘争を繰り広げた非合法武装組織「バスク祖国と自由(ETA)」があったスペイン・バスク地方の住民の亡命事案を手がけたという。

ベカルト氏は30日、ベルギーの公共放送VRTに対し「プチデモン氏は亡命を申請するためにベルギーにいるわけではない。本件についてはまだ何も決まっていない」と語っている。

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