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    ジンバブエの大統領、辞任を認めず 混乱が深まる

    ジンバブエの大統領、辞任を認めず 混乱が深まる

    © REUTERS/ Philimon Bulawayo
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    軟禁されているジンバブエのムガベ大統領(93)は現地時間19日夜、辞任への圧力が強まっていることを受け、国営テレビを通じて演説をした。だが辞任は表明せず、大統領にとどまる考えを示したため、混乱が深まっている。共同通信などが伝えた。

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    演説に先立ち、与党はムガべ氏が20日正午までに辞任しなければ、議会に不信任案を提出すると警告。共同通信によると、提出した場合、与野党が結束して可決するとみられ、強制的に大統領退陣に追い込まれる可能性が高まった。

    さらに、与党はムガベ氏を党首から解任していたが大統領は解任も認めず、「来月の議会でも私が党首として指導していく」と述べた。

    ジンバブエで15日に国軍の戦車部隊が首都ハラレ付近に入り軍人が国営放送局を占拠したなどのクーデターと見られる動きがあったことについて「最近、起きたことは、大統領や軍の最高司令官としての私の立場を脅かすものではない」と強調した。

    なお、ムガベ氏は約20分間の演説で辞任に触れず、原稿をゆっくりと読んだ後「どうもありがとう。お休みなさい」と締めくくった。その後、周囲にいた軍司令官らに「(演説は)間違っていなかったかな?」と語りかける一幕もあった。

    ムガベ大統領は、15日に軍によって大統領邸が占拠されたことを受け、自宅軟禁状態に置かれていると明らかにした。

    またムガベ氏の妻で後継者候補のグレース氏が国外に逃亡し、解任された元副首相のエマーソン・ムナンガグワ氏が政府を率いるため帰国したと報じられた。また、与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」(ZANU-PF)の全10地方支部のうち8支部がムガベ氏の辞任を求めた。

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