首相、韓国新方針受け入れられず　日韓合意「国家間の約束」

安倍晋三首相は１２日、旧日本軍による従軍慰安婦問題に関する日韓合意を巡り、韓国の文在寅大統領が日本側の謝罪を求める新たな方針を打ち出したことを批判した。官邸で記者団に「合意は国と国との約束であり、それを守るのは国際的かつ普遍的原則だ。韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは全く受け入れられない」と述べた。慰安婦問題を巡る韓国対応について首相が見解を表明するのは初めて。

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政府内では、韓国側の対応を巡り、不信感が拡大。今月中旬にカナダで開く北朝鮮問題に関する外相会合に合わせて日韓外相会談を調整しており、韓国側に抗議するとともに、合意の履行を求める方針だ。

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