スプートニク日本
同紙によると、事件は昨年11月9日に起きた。トランプ氏が習近平国家主席との首脳会談のため人民大会堂に入室し、常に米大統領に随行する「フットボール」を持った隊員が後に続いた。しかし、中国側の警備員は隊員を通さなかった。米国の代表団メンバーは同行中のケリー大統領首席補佐官を呼ぶと、ケリー氏は「入りますよ」との言葉とともに会堂へ入室を試みた。
「その後、混乱が起きた。中国側の警備員がケリー氏の腕をつかむと、ケリー氏は腕を振り払った。続いて米特殊部隊員が中国の警備員を掴み、床に倒した」とガーディアンは強調する。
ガーディアンは、中国側が揉み合いの最中に「核のフットボールに手を出したり触れるようなことはなかった」と伝えた。
関連記事