トランプ大統領、米兵遺骨引き渡しで金委員長に感謝

朝鮮戦争時に死亡した米兵の遺骨引き渡しに関して、トランプ米大統領が朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の金正恩委員長に感謝した。

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これに先立ち、ホワイトハウスは、戦死した兵士らの遺骨を載せた米空軍輸送機が、韓国にある空軍基地に向け北朝鮮から飛び立ったと発表していた。

トランプ大統領はツイッターに、「金正恩よ、君に礼を言う」と書き込んでいる。

The Remains of American Servicemen will soon be leaving North Korea and heading to the United States! After so many years, this will be a great moment for so many families. Thank you to Kim Jong Un.

— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 27 июля 2018 г.

トランプ大統領と金委員長は６月１２日のシンガポールでの会談で、朝鮮戦争時に死亡・行方不明となった米兵の遺骨捜索について合意。会談の総括に関する共同文書では、双方が「捕虜と行方不明者の遺骨捜索に尽力する。これには、既に身元が特定された者の可能な限り早期の返還が含まれる」と述べられている。

１９５０～５３年の朝鮮戦争で死亡した米兵の数は、行方不明者も考慮すると約３万６６００人に上る。米国防総省のデータによると、そのうち約５千人の遺骨が北朝鮮国内にある。