03:56 2018年12月17日
米、ケルチ海峡事案への軍事的対応を論議せず 統合参謀本部議長

米、ケルチ海峡事案への軍事的対応を論議せず 統合参謀本部議長

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政治
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ケルチ海峡におけるロシアの行動に対して軍事的に対応する可能性について、米国は討論を行っていないと、米軍のダンフォード統合参謀本部議長が6日、ワシントン・ポスト紙によって開催された会議で明らかにした。

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ダンフォード議長は、「軍事的対応は行われなかったし、アゾフ海での(事案に対する)軍事的対応について討論は行われなかった」と述べた。

また、「第1に、ウクライナとの我々の関係は以下の2つの事柄に集中している。我々は、彼らが自国の軍を改革するのを支援しており、2つ目としては、彼らが自らを守っていけるよう、我々が彼らに防衛能力を十分に提供した。(アゾフ海での事案とウクライナへの支援全体という)2つの問題を混同しないよう、アゾフ海での事案についての(対応に関する)軍事関係の討論は現在、行われていない」と説明。一方で、自らの仕事は「軍の使用を伴う対応行動について、複数の実現可能な案が(トランプ米)大統領の手元にあるようにするということにある」とも指摘した。

ロシア連邦保安庁は11月25日午前、3隻のウクライナ船がロシア側に航行の許可を得ずにケルチ海峡に向かい、領海に侵入したと発表した。

ロシア保安庁沿岸警備隊とロシア黒海艦隊の艦船がウクライナ艦船に対し、合法的な停止命令を行った。ところがウクライナ艦船はこれに反応せず、航行を続けたため、ロシア側は違反船舶の強制停止のため、武器を用いた。

ケルチ海峡の地図
© Sputnik / Kristina Savitskaya
ケルチ海峡の地図

ウクライナ海軍の兵士3人が軽傷を負い、治療を受けた。艦船は拿捕された。ロシア大統領府はこの事件を「非常に危険な挑発行為」だと呼んでいる。

ウクライナのポロシェンコ大統領は、黒海での出来事を受けて国内で戒厳令を発令する大統領令に署名した。

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