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英労働党が米国に対し、英国の内政に干渉しようと試みているとして非難している。きっかけは、先に米ニューヨークで録音されていたポンペオ米国務長官とユダヤ系団体指導者らによる会話の音声記録。ポンペオ長官はこの中で、労働党のコービン党首が英首相の座に就くのを妨害できるよう米国が努力するということを示唆したとみられている。この記録が米ワシントン・ポスト紙にリークされて報じられ、労働党からの反発を招いている。英タイムズ紙が10日に伝えた。
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録音された会話の中では、党員らが反ユダヤ主義的であるとしてこれまでに非難されている労働党のコービン党首が首相になる場合、ポンペオ長官はどのように行動するのか、との質問がなされている。これに対しポンペオ長官は「彼(コービン党首)がそのような(首相に選出されるような)行動をとるのを待つつもりは我々にはない。待ってから押し返し始めるつもりはないということだ。我々は最大限の努力をする」と答えている。
ポンペオ長官によるこの発言に対し、労働党は即座に反応。同党報道官は「誰が英国の次期首相になるのかを決めようとするトランプ米大統領とその高官らによる企ては、英国の民主主義に対する全く容認できない干渉である」と述べ、同党が「ユダヤ人社会への支持とその保護に向け全力を尽くしており、徹底して反ユダヤ主義に反対している」と付け加えている。
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