19:01 2020年03月28日
政治
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北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、NATOは「冷戦」終結後に新しい同盟国を受け入れないという約束をロシアにしていないと述べた。

ストルテンベルグ事務総長は、「私は、こうした会談はかつてしたことがないと、完全に保証することができる。NATOの決定はコンセンサスを得ており、そのためロシアへのこうした約束はなかった」と語った。

ストルテンベルグ事務総長は同様に、こうした約束を米国としたことも否定した。また、同事務総長は、「これはまったく容認しがたいことだ。これは大国には小国に対し何をすべきかを決定する権利を持つという発想を復活させるものだ」とも述べた。

ロシアはかつて、東方でのNATOの拡大は西側諸国の首脳から以前得た保証に矛盾すると表明していた。ロシア政府はNATO側からの敵対的な行為に対応し行動すると表明していた。

NATOは拡大しないという約束のうわさはどこからきたものか

1989年12月のマルタでの首脳会談の際、当時の米国のジョージ・ブッシュ大統領は、ソ連の利害を侵害する欧州東部での革命から米国は利益を探求するつもりはないことを、ゴルバチョフ最高会議議長に保証した。その際、「ベルリンの壁でダンスをしようと誘われても私は断る」と述べている。

旧ソ連の国境に接近しないという上記のような考えは条約には規定されなかった。しかし、旧ソ連と高位の西側政治家たちとの会談では、旧ソ連の利害遵守と欧州の安全機構への旧ソ連の加盟を保証するということが課題となっていた。

当時のジェイムズ・ベイカー米国務長官が旧ソ連のミハイル・ゴルバチョフ最高会議議長との会談の際に、NATOは「東方にわずかといえども」近づくことはないと述べた有名な約束は、唯一無二のものだったわけではない。このことは、アメリカ国家安全保障アーカイブで公開されている米国や旧ソ連、ドイツ、英国、フランスの書類が秘密解除されていることで証明されている。

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米国, ソビエト連邦, ロシア, NATO
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