06:32 2020年04月10日
政治
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4日、NATO(北大西洋条約機構)は中東情勢の緊迫化を受けて、イラク軍に対する訓練任務を一時的に停止した。前日の3日には、イラン革命防衛隊のガーセム・ソレイマニ司令官がイラクの首都バグダッドで米軍の空爆により殺害されている。

NATOの報道官は記者会見で「NATOのイラクでの訓練は中断された」と発表した。NATOによる訓練任務は2018年10月からバグダッドで行われており、約500人の教官が同地にいる。

これより前、米国主導の連合軍は、治安上の理由からイラクでの対テロ軍事作戦の強度を下げていることが明らかになっている。

ソレイマニ司令官の死亡

特殊部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官は2日夜、イラクの首都バグダッドの空港で米国の空爆によって殺害された。ソレイマニ司令官と共にイラクのイスラム教シーア派組織「人民動員隊(Hashed al- Shaabi)」の司令官数人も死亡した。

米国防総省は、バグダッドの空港への攻撃はトランプ米大統領の承認を得ていたと発表した。米国はソレイマニ司令官について、在イラク米大使館やイラクにある有志連合の基地への襲撃に関与していたと考えている。 

イランのザリフ外相は、ソレイマニ司令官殺害は「国際テロ行為だ」と指摘した。

ロシアは、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害されたことについて、アバンチュール的行為であり、地域全体の緊張を高めると考えている。

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戦争・紛争・対立・外交, 米国, イラク, NATO
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