13:19 2020年09月22日
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ベラルーシでの抗議デモ (43)
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日本外務省は11日、8月9日に実施されたベラルーシ大統領選挙後に同国で抗議集会の参加者と治安部隊との衝突が発生した情勢について深い憂慮を表明するとの談話を発表した。

日本外務省は「我が国は、8月9日に行われたベラルーシの大統領選挙後に、首都ミンスクを含むベラルーシ各地において、抗議集会参加者と治安部隊との衝突が発生し、多数の集会参加者が負傷・拘束され、死者も発生したことを深く憂慮する」との外務報道官談話を発表した。

また日本外務省は、欧州安全保障協力機構(OSCE)民主制度・人権事務所(ODIHR)が選挙監視団の派遣が実現しなかったことに遺憾の意を表明していることに言及し、日本もこれを共有するとしたほか、「我が国としては、ベラルーシ当局に対し、民主主義の原則を確保すること及び暴力を行使しないことを求める」と発表した。

ベラルーシ大統領選は8月9日に実施された。ベラルーシ中央選挙管理委員会の最新集計結果によると、現職のアレクサンドル・ルカシェンコ氏が80.08パーセントの得票率で圧勝し、6期目となる再選を確実にした。

民主派として支持を集めていたスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は10.09パーセントの得票率にとどまった。野党連合本部は選挙結果を承認していない。

チハノフスカヤ氏は、得票率は70から80パーセントに達していると主張し、ベラルーシ中央選挙管理委員会を提訴した。

大規模な抗議

選挙結果を受けてシベラルーの主要都市では大規模な抗議活動が行われた。ベラルーシ内務省によると、デモ参加者と治安部隊との衝突で約3千人が拘束され、数十人が負傷した。

チハノフスカヤ氏はビデオメッセージを公開し、ベラルーシからの出国を余儀なくされ、近隣リトアニアに逃れたことを明らかにした。

リトアニアのリナス・リンケヴィチウス外相は、チハノフスカヤ氏がどうしようもない状況に陥り、近いうちにも声明を発表すると伝えた。

チハノフスカヤ氏はリトアニアに逃れたが、ベラルーシでは選挙で不正が行われたとする抗議デモが9日夜から続いている。EU(欧州連合)は、抗議者に対する抑圧、暴力、不当な逮捕に対してベラルーシに措置を講じると警告した。また米国もベラルーシ政府が武力で抗議活動を制圧していると批判した。

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