14:57 2020年09月20日
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ロシアの野党活動家ナワリヌイ氏の状況 (19)
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ドイツの軍事研究所に勤務する専門家らは、ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の体調急変について、軍事目的で開発された神経剤「ノビチョク」による中毒症状との見解を固めた。ドイツ政府のシュテファン・ザイベルト報道官がツイッターへの投稿で明らかにした。

ドイツ政府は、「全般的な反応をまとめる」ため、ナワリヌイ氏の検査結果について欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)に報告すると発表した。このほか、化学兵器禁止機関との連携も予定している。

ロシア外務省の反応

ロシア側は、アレクセイ・ナワリヌイ氏をめぐる状況に関するロシア連邦最高検察庁の問い合わせに対しドイツ側が回答を寄せるのを待っている。

ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は通信社スプートニクに対し、「ノビチョク」によるナワリヌイ氏の殺人未遂という彼らの結論について、ドイツ政府はロシア政府にいかなる見解も示しておらず、ロシアはそのような情報を得ていないとコメントした。

アレクセイ・ナワリヌイ氏に何が起こったのか

野党党首のナワリヌイ氏は8月20日にトムスク(西シベリア)からモスクワに向かう途中の飛行機内で体調が悪化。飛行機はオムスク市に緊急着陸し、同氏は病院に搬送された。その後直ちに人工的昏睡状態に置かれ、現在もその状態が続いている。当初44時間はオムスク市の病院で処置が施され、体調悪化から2日後にドイツ「シャリテ」病院に移送された。独の医師らはナワリヌイ氏の体調悪化の原因はアセチルコリンエステラーゼ阻害剤によるものと断定。一方、オムスクの医師らは中毒について言及していない。ナワリヌイ氏陣営は、同氏の社会的活動を理由にロシア当局が殺害を試みたと非難している。

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