ロシア ナワリヌイ氏をめぐる状況でドイツに抗議

© Sputnik / Valeriy Melnikov / メディアバンクへ移行ナワリヌイ氏
ナワリヌイ氏 - Sputnik 日本
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ロシア外務省はモスクワ駐在のドイツ大使ゲーザ・アンドレアス・フォン・ガイヤー氏に対し、アレクセイ・ナワリヌイ氏をめぐる根拠のない批判と最後通達に関わって断固たる抗議を行った。

ロシア外務省が同大使を招き抗議の意を伝えた。

野党指導者ナワリヌイ氏 - Sputnik 日本
昏睡状態のナワリヌイ氏が意識を回復
外務省は再度、ロシア連邦最高検察庁の公式質問に対する回答を速やかに提出するよう要請した。ロシアの機関は、専門家の鑑定や生体材料、分析試験の結果といったナワリヌイ氏に関するあらゆる医学的データの提供を求めた。

外務省の発表では、ドイツがこうしたデータを提供しない場合、ロシア側はこれを客観的調査の枠内での真実の確認をドイツ側が拒否したものとみなすことになると強調した。

発表では、「アレクセイ・ナワリヌイ氏をめぐる(ドイツ政府の)これまでの、そして今後の行動は、ロシアに対する乱暴で敵意に満ちた挑発であり、ロシアとドイツの関係に影響をもたらし、また、国際情勢を深刻化させる(と評価されることになる)」と指摘する。


ロシア外務省 - Sputnik 日本
西側諸国およびNATO機構が神経剤「ノビチョク」を研究=ロシア外務省
ナワリヌイ氏は8月20日、搭乗していた機内で容態が悪くなり、急きょ、オムスクの病院に搬送されていた。その後、再び飛行機でドイツに運ばれ、ベルリンのチャリテ・クリニックに入院している。ドイツ政府の発表によれば、ナワリヌイ氏は「ノビチョク」クラスの物質で毒殺未遂が図られたと報じられた。この物質は、スクリパリ氏への使用に関する調査結果で広く知られるようになった。

ドイツ政府のこの声明に対して、ロシア政府は、ノビチョク級の物質は多くの西側諸国も開発に取り組んできていると指摘している。

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