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ベラルーシの首都ミンスクで23日、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領の6期目の就任式が事前告知なしに行われた。法律によると国営テレビは就任式を中継しなければならないが、就任式の代わりにドラマを放送した。ルカシェンコ氏本人はその密かに行われた就任式で、これは「説得力があり、運命を決める」勝利だと述べた。その直後、当局の公然たる欺瞞に反対する数千の人々が、ベラルーシの各都市の街頭に繰り出した。
ベラルーシでの大規模な抗議デモを背景に、世界の多くの国の指導者たちがルカシェンコ氏について、合法的な政権として認めないと発表した。
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Sputnik / Andrey Stasevich
米国はルカシェンコ氏をベラルーシの正当な大統領と見なすことを拒否した。米国務省は「8月9日の選挙は自由でも公正でもなかった。公表結果は改ざんされ、不正なものだった」と発表した。また「米国はアレクサンドル・ルカシェンコ氏を正当に選ばれたベラルーシの指導者と見なすことはできない」と表明した。
ドイツ、英国、ポーランド、ラトビア、リトアニア、エストニア、スロバキア、ウクライナ、チェコ、その他の国もルカシェンコ氏の正当性を否定した。
なおロシアのプーチン大統領は、8月のベラルーシ大統領選挙におけるルカシェンコ氏の勝利をいち早く祝福した世界の指導者の1人であり、ベラルーシ大統領選挙の正当性とルカシェンコ氏が勝者であることを認めていると述べた。
ベラルーシでは8月9日の大統領選の公式結果を不満とし、6週続けて大規模デモが続いている。公式では現職のアレクサンドル・ルカシェンコ氏が80%の票を獲得し6期目の当選を果たした。抗議デモ参加者はルカシェンコ大統領の退任と不正のない再選挙を求めている。ルカシェンコ大統領自身は、これら騒動の背後には米国がいると主張している。
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