米国防総省 アフリカでのテロ組織「ダーイシュ」の戦略的進行を警告

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武装テロ組織「ダーイシュ」が、シリアやイラクの場合と同じように残忍な手段を使って、アフリカでさらに占領地を拡大している。米国のウェストポイントアカデミーテロ対策センターの報告書を引用し「ザ・サン」紙が報じた。

同報告書によれば、アフリカのダーイシュの支援者数は常に増加しており、同組織への勝利を語るのは時期尚早だと言える。アナリストのデータによれば、この間に同組織のメンバーは攻撃を活発化させ、その犠牲者数はますます増加している。

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もっとも深刻な状況は西アフリカとサハラ砂漠で見受けられる。2019年にナイジェリアの居住地域がテロリストたちの攻撃に頻繁に晒され、その数は計186回にのぼる。

アフリカの南部地域、特にモザンビークがテロリストの攻撃を受けており、そこでは2017年以降、1500人以上が犠牲となっている。テロリストらは、すでにモザンビーク沿岸のいくつかの島を占領し、地元住民の大部分を追放し、また、女性を性奴隷にした。

専門家らは、アフリカでのダーイシュの活動規模は、シリアやイラクの組織メンバーの活動を上回ると強調する。報告書では政治家や軍は優先的にアフリカにおける同組織の脅威を検討する必要があると指摘している。

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