00:02 2020年12月01日
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2020年米国大統領選挙 (179)
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ロシア極東連邦大学地域国際研究学部のアルチョム・ルキン副学部長(学術担当)は、米大統領選でジョー・バイデン氏が勝利した場合、北朝鮮最高指導者との会談は避けるであろうとの見方を示した。北朝鮮は交渉の場で米国を脅す可能性があるため、としている。

ルキン氏は「バイデン氏が勝利した場合、トランプ氏のような米朝首脳間の関係構築に重点を置いた対北朝鮮政策を避けるだろう。バイデン氏は、トランプ氏のアプローチは機能せず、北朝鮮の非核化は実現しなかったと考え、また米大統領が独裁者と親密な関係になるのは適切ではないと考えている。バイデン氏は北朝鮮に対してより伝統的な米国アプローチに戻るであろう。つまり、首脳会談の条件として実務レベルで事前合意が形成されることが必要だ」と語った。

ルキン氏は、バイデン氏が大統領選を制した場合、北朝鮮との対話を全く行わないわけではないと指摘。数カ月から半年にわたる一時停止期間を挟み、その後、バイデン政権が北朝鮮とのコンタクトを再開することになると見ている。

「北朝鮮に対して外務省および専門家レベルで対話再開を提案すると思われる。首脳会談はない。また、バイデン政権が分析をし終わり平壌に提案ができるまで北朝鮮側が待つかどうかの問題もある。バイデン氏が就任する前に、北朝鮮が自身の存在をアピールするかもしれない。例えば長距離ミサイル、大陸間弾道ミサイルの実験など。しかも北朝鮮には実験すべきもの(=ミサイル)がある。」

ルキン氏は、北朝鮮はバイデン政権に対し、米国が北朝鮮の核プログラム継続を望まないのであれば北朝鮮を無視すべきでない、制裁を解除すべきである、といったアピールをする可能性を示唆している。

同氏によると、トランプ政権の交渉決裂の確立はバイデン氏よりも大きいという。バイデン氏は伝統的な政治家であるからだ。「北朝鮮問題」は非常に複雑で、勇気や非伝統的アプローチのみで解決できるわけではないという。


米国では3日、大統領選が行われた。この投票で米市民は大統領と副大統領、上院議員35人、全下院議員、知事13人を選出する。現職のドナルド・トランプ大統領(共和党候補)と、バラク・オバマ前大統領の前副大統領のジョー・バイデン氏(民主党大統領候補)が当選を目指し勝利を競い合っている。


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