08:51 2021年04月15日
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アルメニアのニコル・パシニャン首相は、参謀総長のオニク・オニク・ガスパリャン大佐を解任した。これよりも前、同大佐は40人の高官とともにパシニャン首相の辞任を要求していた。同首相は、軍の要求は感情的なものであると評し、国内の状況は管理可能だと述べている。

パシニャン首相は25日、「私は、参謀総長と第一参謀副総長の解任を本日決定した。国防相はすでに新しい参謀総長と第一参謀副総長を任命するためのしかるべき決定について準備している」とフェイスブックのライブ配信で発表した。

参謀本部が声明を発表

これよりも前、アルメニア軍の参謀本部は25日に声明を発表し、現在の状況に関連して軍はパシニャン首相と政権の辞任を要求し、武力の行使を控えるように勧告した。参謀本部は声明で、「危機的な状況の中で首相と政府は正確な判断が出来ていない」と述べている。その声明文には参謀総長、第一参謀副総長、局長、軍団長が署名している。

対立のきっかけ

対立のきっかけは、2020年のナゴルノ・カラバフ紛争時にアルメニアがロシアから購入した作戦戦術複合体「イスカンデル」を使用したことをめぐる論争にある。

セルジ・サルグシャン(サルキシャン)前大統領は今週初め、アルメニア軍は戦闘開始日にイスカンデルを使用すべきだったと述べた。それに対しパシニャン首相はこの兵器に効果はないと反論した上で、サルグシャン氏に「発射されたミサイル『イスカンデル』が爆発しなかったり、10%しか爆発しなかった」のはなぜなのかと尋ねた。

第一参謀副総長は、このパシニャン首相の発言をいい加減なものであるとし、嘲笑した。その後第一参謀副総長は解任され、同首相は25日朝、軍を改革するとの意向を表明した。

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