米国は他国への非難で国内の課題解決を図る プーチン大統領

© Sputnik / Mikhail Klimentyev / メディアバンクへ移行プーチン大統領
プーチン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 19.03.2021
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プーチン大統領はバイデン米大統領が自分を指して行った先日の発言について、米国は国内の課題を解決するために他国を非難するが、他国の評価を行うのであれば、まず自国のクオリティの評価を行うべきだと発言した。

プーチン大統領は、米国が未だに世界で唯一、非核国である日本に対して核兵器を行使した国であることに言及し、広島、長崎で起きたことに軍事的な意味はなく、これは日本の民間人に対する直接的な根絶であったとの見解を示している。

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プーチン大統領は「他人を揶揄する者は自分も同じように呼ばれる」というロシアの慣用句を引用し、これは子どもがよく使う慣用句ではあるものの、深層心理的な意味があり、他人に見える欠点は往々にして自分の欠点であることが多いと指摘した。

プーチン大統領はこれを米国の行為になぞらえ、どんな民族にも劇的な流血の事件は数多く存在すると指摘した上で次のように語っている。「それでも他人の評価をする時、または他の国、他の民族を評価する時、それは鏡をのぞく行為に似ている。そこに見出す姿はいつも自分なのだ。」


バイデン氏はABCニュースのインタビューで、ロシアが米大統領選挙への介入を試みたとされることに対してロシア指導部は「代償を払う」ことになると述べた。またバイデン氏は、プーチン大統領は「人殺し」だと思うかとの質問に、「そう思う」と答えた

ロシアのペスコフ大統領報道官は、この発言について、バイデン氏はロシアとの関係改善を望んでいないことを示したとし、露米関係の歴史においてかつてこのような発言はなかったと指摘し、ロシア大統領府は今後、米国との関係においてこれに立脚するとの考えを表した

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