19:12 2020年08月10日
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手をつかんで離さなかった女性の手をたたいてしまったローマ教皇フランシスコの行いは、「とても人間的」だが、しかし、この出来事は、同教皇の性格がメディアの報道にかなうものであるだけに、物議を呼び起こすおそれがあると、宗教問題研究センター、ロシア科学アカデミー欧州研究所代表のロマン・ルンキン氏は指摘する。

ローマ教皇フランシスコは1日、女性信者が彼の腕をつかみ、自分の方へ引き寄せようとしたことに関わり、前日の自身の行いについて謝罪を行った。女性が手を離さなかったことから、フランシスコ教皇は彼女の手をたたき、そうしたことでやっと彼女は教皇から手を離した。

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© REUTERS / AAP Image/David Crosling
ローマ教皇は1日、恒例の一般謁見で、「忍耐とは愛である。私が昨日そうであったように、時にわれわれは忍耐を失う。そして本日、私は昨日の悪い例に謝罪する」と語った。

ルンキン氏は、「女性が教皇を引き寄せようとしたエピソードはもっとも月並みなものだ。教皇の反応はとても人間的といえる。失礼な行為をやめさせなかった警備員に問題がある」と考えている。

彼によれば、フランシスコ教皇には慈悲深い指導者、教会のリベラルというイメージがある。同氏は、「彼は、精神的な指導者として、完全に慈悲深く、オープンで、誠実でなければならない。また、フランシスコ教皇は、同性愛者と離婚者に慈悲深く、環境問題に関心がある指導者ということから、教会内の保守派からはリベラル主義の権化という存在だ」と強調する。

ルンキン氏によれば、この事件の政治的結末はおそらく1つしかなく、それは「問題は、教皇がどのように誠実であるか、自身のメディアイメージと教皇が一致するかどうかだ」という。

この記事に示された見解はスプートニク編集部のものとは必ずしも一致していません。

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