02:44 2020年04月08日
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2020年には、どんな重要な出来事、科学の大発見が我々を待ち受けているのだろうか。世界経済に影響する英国のEU離脱、火星の大規模な探索、米国の大統領選…。スプートニクは国際的に重要な意義のある出来事を集めてみた。

英国のEU離脱

2020年英国はEUを離脱する。離脱後1年間は英国ではEUの法律は適用されるが、英国政府はEUの将来に関わる決定には発言権を持たない。英国のEU離脱が成立するまで、その移行期は2019年3月29日から2020年末まで21か月と設定された。この間に英国もEUも完全な離脱に向けた準備を行う。

上海協力機構、BRICSのサミット

BRICSサミット、上海協力機構加盟国首脳会議が2020年5月から9月にかけてサンクトペテルブルクで行われる。

上海協力機構は2001年6月、中国、ロシア、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、ウズベキスタンの6か国により発足した。のちに正規加盟国にインド、パキスタンが加わっている。オブザーバーとしてイラン、アフガニスタン、モンゴル、ベラルーシが、また対話パートナーとしてトルコ、アルメニア、ネパール、カンボジア、アゼルバイジャン、スリランカが参加している。

火星へ進出

数か国が一斉に2020年に本格的な火星への進出を計画している。NASAはMars 2020を打ち上げる。火星の表面の土壌採集、気候、ダストの調査の他、将来、火星に宇宙飛行が居住するための条件を探ることもその目的のひとつとなっている。

中国も火星探査機「火星1号(Huoxing-1)」と小型の火星探査器を、欧州宇宙機関、ロシアのロスコスモスも「エクソマーズ2020」プロジェクト用のロケット運搬機を打上げようとしている。これらの機器は火星へ到着後、気象観測と火星の大気圏の調査を開始する。アラブ首長国連邦も初めての火星ミッション計画を発表しており、火星の軌道への宇宙船の投入を目指す。すべてのミッションはいわゆる「7月の窓」と言われる地球と火星が互いに適正な距離に位置する時期にスタートすることになっている。なぜならこの時期には火星への飛行、着地に必要な燃料は少なくて済むからだ。

2020年東京オリンピック・パラリンピック

2020年7月24日から8月9日、東京オリンピック、パラリンピックが開催される。昨年末、12月、1兆35億円に上る開催費の最終予算案が承認された。

五輪の聖火リレーは日本の858の町村を走り抜ける。3月26日に聖火リレーがスタートを切る福島では先日、放射能レベルの高い、いわゆる「ホットスポット」で再度、除染が行われた。

ロシア代表団の五輪出場が叶うかは、まだ決着がついていない。12月9日、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)はロシアの五輪出場を禁じる決定を下した。これを受けてロシア反ドーピング機関(RUSADA)は国際的な機関であるスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴した。

選挙

8月30日にベラルーシ大統領選挙が、11月3日には米国大統領選挙が行われる。2つの国は地理的にも経済その他の指標でも比較の対象とはならない。アレクサンドル・ルカシェンコ氏は1994年7月からベラルーシ大統領に就任しているが、一方のトランプ氏の就任は2017年1月からだ。トランプ氏が再選される可能性はフィフティフィフティと言われている。ルカシェンコ氏の再選のチャンスについては言及もない。ただし専門家らの間では両氏の選挙の行方は両国のみならず、国際政治にもかなり大きな影響を与えうると指摘している。

2020年のExpo

10月20日、アラブ首長国連邦の首都ドバイで国際博覧会が開催される。これだけの規模での開催は5年に1度であり、ドバイ国際博覧会は中東地域としては初の開催となる。開幕にむけ、928メートルと世界一の高さのビル、ドバイ・クリーク・タワーが現在、建設中。

G20 サミット

2020年11月に第15回G20 サミットが初めてサウジアラビアで行われる。もともと世界最大の産油、石油輸出国として世界の投資家の関心の高かったサウジアラビアだが、サウジ・ビジョン2030プロジェクトが始動してからさらに注目が集まるようになった。プロジェクトの目的は同国の経済を根本的改革で多極化することにある。サウジアラビアの外貨準備高は5072億ドルでG20諸国では日本、中国に次いで3番目に大きい。

この記事に示された見解はスプートニク編集部のものとは必ずしも一致していません。

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宇宙, 火星, 英国
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