MAKS-2015 ロシアの航空部隊に制裁は無効

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モスクワ郊外のジューコフで25日、第12回国際航空宇宙展MAKS-2015が始まる。40万人が訪れると予想されている。

世界の航空機製造大手各社、米国のボーイングや欧州のエアバスなどが、制裁にも関わらず参加し、その展示品もこれまで通り最大規模のものとなる。欧州は新型遠距離航空機A350 XWBを出展。ロシアの民間航空会社は遠距離航空機Sukhoi Superjet-100および開発中の中距離飛行機МС-21に関する契約調印および覚書交換をもくろんでいる。

今年も例年通り、多くの契約が結ばれる見込み。うちの大半は、2年前と同様、ロシア企業同士の契約となるだろう。2年前のMAKS-2013は、212億ドルという契約総額で記録を樹立したが、今年もこれを下回ることはないだろう。ここにおいて制裁はロシア企業にはプラスにしか働かなかったのである。輸入品が得られないことの結果、自前の開発品、製品が増えた。

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最大規模の契約として、ロシア空軍へSu-35を48機供給する、というものがある。同機種は中国でも評価が高く、中国は同機を24機購入する計画だ。中国はMAKSの常連となった。航空機その他の兵器を積極的にロシアから買っている。西側の制裁など何のそのである。

サウジアラビアやヨルダンも米国やその同盟国のロシアに対する意見を共有してはいないようだ。MAKS-2015にはサウジのサルマン国王、ヨルダンのアブダラ2世国王が参加する。前者は以前からロシアの戦術機動ミサイル複合体「イスカンデルE」輸出版取得に意欲を示している。後者ではすでにロシアの対戦車グレネードランチャーRPG32が製造されており、おそらく同国にはロシアとの軍事産業協力をさらに広げる計画がある。

またイランのスルナ・サッタリ副大統領もMAKS-2015を訪れる。ロシアの地対空ミサイルS300供給に関する何らかの提案がなされるものと見られている。また、今年はチェコ代表団が初参加する。

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MAKS-2015では119種類の航空機が展示される。中には珍しい、ほとんど伝説と化しているような機体もある。Tu-144やTu-155などもそれに数えられよう。第二次世界大戦中のI-15BIS、I-153、MiG-3といった戦闘機も空に、地上に見ることが出来る。ソ連にレンド・リースされた伝説の軍用輸送機DC-3(ダグラス)も、MAKS-2015に参加するため、米国からアラスカとシベリアを通る歴史的フライトを行った。MAKS-2015ではこのタイプの航空機が2機、ロシア軍事博物館基金に寄贈される。

「空の部」が祝典の見世物となる。航空機81機がフライトを行う計画。伝統的に、8つのパイロットグループの演舞飛行がハイライトだ。具体的には、ロシア空軍、DOSAAF(志願制独立社会・国家統合体)、ロシアおよびラトビアの2つの民間航空ユニットが演舞を披露する。ジューコフ上空で最新式国産戦闘機MiG-35CやSu-35Cを目撃できる。第5世代戦闘機T-50のプロトタイプのお披露目も予定されている。ヘリKa-52「カトラン」の海洋版も初披露される。

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MAKS-2015で一番注目されるのは、ロシアの航空産業の中で最も秘密にされているもののひとつ、MiG-41と呼ばれる次世代遠距離迎撃用航空複合体の秘密が開示されるかどうかと言う点だ。これはMiG-31BMの後継と目されている。非常に性能に優れ、たとえ第6世代戦闘機であっても迎撃できるものだという。

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