16:54 2018年11月13日
シリア

ロシア、シリア難民を受け入れるか?

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ロシア
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ロシア大統領府市民社会発展・人権評議会はプーチン大統領に対しシリア難民の受け入れにゴーサインを出すよう求める計画だ。請願書の起草者の一人、同評議会メンバーのマクシム・シェフチェンコ氏がイズヴェスチヤ紙の取材に対して明らかにした。

請願書は近日中に評議会で承認され、大統領に送られるという。率先して受け入れる対象は19世紀末にカフカスから移住したシリアのチェルケス人たちになる、とシェフチェンコ氏。

難民たちは今、国境越えの際に困難に直面するという。ロシア国境では外国人受け入れ枠が不足しており、治安機関は難民を潜在的な脅威と見ている。

チェルケス人が率先して受け入れられるべきであると考えるわけは、彼らが歴史的にロシアに居住していたからである、とシェフチェンコ氏。ロシアはシリアにいるチェルケス人8万人のうち5000~1万人を受け入れ可能だという。

軍事紛争により一連の中東諸国から膨大な難民が欧州に押し寄せている。今年のはじめから数えて35万人が様々な手段でEUに入り、連日数千人が新たに流入している。欧州委員会によれば、今回の移民危機は第二次世界大戦以来最大のものである。金曜、アントニオ・グテレス国連高等弁務官は、現在ギリシャ、ハンガリー、イタリアにいる難民をEU各国が少なくとも20万人ずつ受け入れるという割り当て制の導入を主張した。

連邦移民局のコンスタンチン・ロモダノフスキイ長官は、ロシアは「もし法律を侵さないのであれば」シリアとリビアからの難民を受け入れる用意がある、と述べている。

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