メドヴェージェフ首相:世界では「妥協の文化」の危機がさらに激しく感じられる

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ロシアのメドヴェージェフ首相は、第10回東アジアサミットの会合で、国際テロリズムと効果的に戦うためには、国連の権威を支えに全ての力を調整することが必要不可欠だとの考えを表した。

メドヴェージェフ首相は、「この悪と効果的に戦うためには、まず国連を含む既存の国際機関を支えに全ての力を調整する方法しかないということが、かつてないほど明白となっている」と語った。

メドヴェージェフ首相は、ロシアはこの1ヶ月間だけで、エジプトでのロシア機墜落と、マリのホテル占拠でロシア人6人が死亡するという2つの大規模なテロにあったと言及し、「『IS(イスラム国)』から発生する脅威を、今ほぼ全ての国が感じている。それは欧州、米国、中央アジア、そして東南アジアだ」と語った。

メドヴェージェフ首相はまた、ロシアを含むイスラム教徒がたくさんいる国々のテロに関する立場が一致することが極めて重要だとの見方を示した。メドヴェージェフ首相は、「アジア太平洋地域を含む我々全てに求められているのは、ゲームの統一された必須のルールの策定と、平等で不可分な安全保障の信頼性の高い構造の形成だ」と述べ、現在国際社会の前に立ちはだかる脅威は、さらに劇的になっていると指摘し、「世界では『妥協の文化』の危機がさらに激しく感じられている。宗教間および文明間の分裂のリスクが強まっている」と述べた。

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