12:51 2020年07月14日
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極東連邦大学(FEFU)の後援で、数千年前に住んでいた太平洋の人々の歴史を研究する、ネットワークタイプの国際的な考古学研究室が発足する。同大のプレスサービスが発表した。

「新しいネットワークプロジェクトは、ロシア、エクアドル、フィリピン、日本その他一連の太平洋諸国の科学者を結集することを目指している。研究室の枠内で同僚同士がアジア太平洋地域のさまざまな場所における古代の歴史的プロセスの展開の方向性を研究する中で共通のアプローチを開発するためより迅速かつ効率的に研究成果を共有することができるようになる」と声明にある。

FEFU教育科学博物館のアレクサンドル・ポポフ館長によれば、FEFUと沿岸研究工科大学(グアヤキル、エクアドル共和国)の考古学者らによる共同プロジェクトの際に、同様の研究室が設置されたことがある。得られた結果は、南アメリカと現代の沿海州の海岸、太平洋の反対側における環境変化に対する人間の適応の比較に用いられた。フィールド調査で国際チームは一連のユニークな発見を行なっており、研究が進行中だ。

「太平洋地域のさまざまな部分で同様の問題に取り組んでいる専門家らは、情報の恒常的交換が必要だ。ネットワーク研究所の創設で、過去の歴史的プロセスの包括的な研究のためのコンタクト確立が進む」とのポポフ氏の言葉が報告書に引用されている。

「太平洋の異なる領域でのプロセスが密接に関連していることが明らかになりつつある。東南アジアの人口移動と中国中央部での技術革新は非常に広い地理的範囲に痕跡を残しており、直接的なものではなかったとしても、ほとんど太平洋の全域で感じられるほどのものだった。これらの研究は、独特のスパイラルにそって発展する、将来のプロセスのいくつかを理解し、予測するのに役立つ」と同氏。

文明と原始の境界、共同体や生産経済が形成されはじめ、その後の全人類のアルゴリズムが出揃った、12000から2000年前が調査対象であるという。

ネットワーク研究室のパートナーには既に沿岸研究工科大学(エク​​アドル)、フィリピン大学が名乗りを上げている。また、北海道および東北地方の日本の二つの大学とも交渉が進んでいる、と報告書にある。

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