ラヴロフ外相は露米合同のモニタリングセンターをジュネーブに開設することでリアルタイムで停戦体制がコントロールできると指摘している。
「だが停戦を破ろうと目論むものは少なくない。『ヌスラ戦線』の活動のほかにもトルコとの国境問題も存在している。これ(国境)を通って武器のトランジットが行なわれ、戦闘員がシリアへと送られているほかに、石油などシリアからトルコへの不法な商品密輸が行なわれている。」
「もちろん、ロシアの航空宇宙隊も、ロシアに続いて米連合軍も石油の密輸者に対して空爆を行なっている。こうしたおかげで石油密輸の流れは縮小されたが、それでもまだ残されており、これがテロリストらの収入源となっている。」