「5年間でゼムリャ・フランツァ・ヨシファ島嶼は見違えるほど変わった。あそこからは40トンを超える様々なゴミが運び出された。一番多かったのは金属だった。」イヴァノフ大統領特別代表は「北極圏の国際協力、新たな挑戦と発展の方向性」と題された会議で演説したなかで明らかにした。
イヴァノフ特別代表によれば、2017年、環境年の枠内で極圏地域の清掃が開始されるほか、コラ湾、ヤマロ・ネネツ自治管区、サレハルド付近では難破船の引き上げ作業も計画されている。
会議「北極圏の国際協力、新たな挑戦と発展の方向性」は北極評議会創設20周年を記念してモスクワで10月12-13日に行なわれている。
なお先に伝えられたところによると、日本政府は、北極海でのロシアの大規模ガスプロジェクトに日本企業を参画させる検討に入った。