簡素化されるのはウラジオストクやサハリン州、ハバロフスク地方などの極東の「自由港」に指定された都市への入国という。今後、上院の可決、大統領の署名を経て、執行される。
発表によると、新たな制度では、インターネット上で4日前までに事前手続きをすれば、「自由港」に限り、現地の空港などでの入国時に8日間有効のビザを取得できる。
日本人は、自由港として定められていない首都モスクワなどへの入国するついては、従来通りに駐日ロシア連邦大使館などで事前にビザを取得する必要がある。
ロシア議会下院(国家会議)での可決を受けてガルシカ極東発展相は、9月にウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」前までの実施を望むとのコメントを発表した。