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モスクワ郊外のアラビノ射撃場では５月９日に赤の広場を軍事機器に乗って行進する乗員らの訓練サイクルが終了した。トレーニングは１００人以上の乗員が参加し、あわせて１４回行われた。国防省が発表した。
公開されたビデオは最終段階のトレーニング風景。スピードや間隔を一定に保ったまま軍事機器の車列を進める練習が映されている。
毎年５月９日はロシア全土で軍事機器のお披露目もかねた盛大なパレードが繰り広げられる。５月９日は１９４５年のナチスドイツに対する戦勝を記念する日であり、莫大な死者を出した旧ソ連の各構成体であるロシア、ＣＩＳ諸国の人々にとっては特別な思いが込められた日となっている。史学者らの試算では旧ソ連で大祖国戦争によって亡くなった兵士、民間人の数は２６００万人以上にも及ぶ。
