ラブロフ外相、カタール外相と 中東諸国の断交巡る情勢を協議

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ロシア政府は他国の問題や第3国との2国間関係に介入しないが、パートナー国間の関係悪化を憂慮しているとして、ラブロフ外相がカタールのサーニー外相との会談で述べた。

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ラブロフ外相は、ロシアが「あらゆる論争が協議の場で、同じ土俵での対話と相互尊重によって解決されること」を支持すると指摘した。

ラブロフ外相は、「直接対話を通してこそ、お互いの憂慮をよりよく理解し、これらの憂慮を解決し、全ての問題における透明性を確保できる」と付け加えた。

カタール断交に加わらなかった湾岸協力会議の加盟国は、クウェートとオマーンのみ。また、クウェートは調停に向けて活発に尽力し始めた。

この前、6月5日、バーレーン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、イエメン、リビア暫定政府、モルディブ、モーリシャスは、カタールの首長がテロや過激思想を支持しているとして、カタールとの断交を発表した。サウジアラビアはカタールへの陸上輸出を禁止し、国境を閉鎖。カタールは一方、外交関係を断絶したアラブ諸国の決定に遺憾の意を示し、取られた行為を不当だと述べた。

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