スプートニク日本
1974年10月30日、モルドヴィアとペルミの収容所で囚われた人々が、ソ連の政治弾圧への抗議の印としてハンガーストライキを始めた。この日が後に「政治弾圧による犠牲者追悼日」となった。
30日、モスクワ中心部では政治弾圧の犠牲者追悼記念碑の除幕式が行われ、プーチン大統領が出席する。
「悲しみの壁」と名付けられたこの記念碑は高さ6メートル、長さ30メートルのシルエット風のブロンズ製の両面レリーフで、上の方向へ向かうたくさんの人間の姿が描かれている。
©
Sputnik / Iliya Pitalev
また記念碑の両面にブロンズ製のプレートがあり、様々な言語で「覚えて(忘れないで)」と刻まれている。
記念碑の周辺には、弾圧時代に収容所や銃殺が行われた場所があったロシアの58の地域からモスクワに運ばれた天然石170個以上が置かれた。そこには、例えばヴォルガ川のルイビンスク貯水池の底から引き上げられた石なども含まれている。
全てのコメント
新しいコメントを読む (0)
返事として(コメントを表示するコメントを表示しない)