ロシア環境担当官 絶滅危惧種のフクロウのはく製と写真撮影 検察の捜査避けられず

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ロシア・チェリャビンスク地方検察局は、絶滅危惧種のフクロウのはく製と一緒に写真を撮影したとして、地域生態省生態教育局のヴィタリー・ベズルコフ局長への調査を開始することを明らかにした。

スプートニク日本

写真は、ベズルコフ局長へのインタビュー記事用に撮影されたもの。 写真は1月23日に地方紙に掲載された。写真のフクロウは、チェリャビンスク州に生息の絶滅危惧種をまとめたレッドブックに登録されているカラフトフクロウ。レッドブックに登録された動物のはく製は、売買が禁止されている。

​ベズルコフ氏のインタビュー記事が発表されると、読者から編集部にはく製についての問い合わせが相次いだため、記事への補足として、「はく製はキャビネットの中に置かれていたが、撮影用に運び出された」という説明が追加された。

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ベズルコフ氏自身は、ラジオ局「ガバリット・モスクワ(モスクワは話す)」でのコメントで、はく製は違法売買での刑事事件の証拠として、自分のところで保管されていたものだったと説明した。同氏はまた、写真によって引き起こされた騒ぎに当惑しているという。

ベズルコフ氏は「わざわざ撮影用にはく製を置こうと申し出たのはジャーナリトであったが、たぶん、あまり相応しくなかった。(略)しかし、私ははく製の愛好家ではない」と述べている。

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