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国連小委員会 北極の一部をロシアの大陸棚の延長として承認
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国連大陸棚限界委員会の小委員会は、北極圏地域における国境の拡大に関するロシア連邦の申請を検討し、100万平方キロメートルを超える北極海の水域がロシア連邦大陸棚の延長に地質的に帰属することを承認した。ロシア連邦地下資源利用庁(ロスネドラ)のエフゲニー・キセリョフ長官が明らかにした。 2019年4月9日, Sputnik 日本
2019-04-09T17:07+0900
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国連小委員会 北極の一部をロシアの大陸棚の延長として承認
2019年4月9日, 17:07 (更新: 2022年4月27日, 22:40) 国連大陸棚限界委員会の小委員会は、北極圏地域における国境の拡大に関するロシア連邦の申請を検討し、100万平方キロメートルを超える北極海の水域がロシア連邦大陸棚の延長に地質的に帰属することを承認した。ロシア連邦地下資源利用庁(ロスネドラ)のエフゲニー・キセリョフ長官が明らかにした。
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国際法にもとづけば、北極とそこに隣接する北極海(または北氷洋)地域はどの国にも帰属していない。しかし沿岸諸国は、各国の大陸棚の延長にある海底部分の権利を主張する可能性がある。ロシアに加えて、ノルウェーや米国、カナダ、デンマークが、北極海のさまざまな海底区域に対して権利を主張している。
北極海海域への各国の関心は、この地域に存在する地下資源が830億トンにのぼり、しかもこれらの埋蔵量の80%がバレンツ海とカラ海の海域に占められていることから高まっている。
ロモノソフ海嶺および北極の120万平方キロメートルにおよぶ海底がロシアの領土と地質的に連続しているとするロシアの主張が国連大陸棚限界委員会の小委員会によって承認されたことで、その炭化水素埋蔵量は標準燃料50億トン増加することになる。しかも北極大陸棚のほぼ未開発の地域で、新たに巨大な油田やガス田が発見される可能性は非常に高い。
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