女性の家事負担率　ロシアで68％　欧州は76％　アンケート調査

ロシアでは掃除、炊事、食器洗い、洗濯といった家事の約68％を女性が行なっている。その一方で、欧州では女性の家事負担率はそれよりも多い76％という結果が、欧州の家電メーカー「インデシット」社の調査で明らかになった。

調査はロシア、英国、フランスの4千人のアンケート情報を基にしている。

インシデット社は、調査結果で家事分担の基本的なステレオタイプが立証されたと考察している。ロシアと欧州では最も労働集約的な作業（掃除、炊事、食器洗い、洗濯など）に従事しているのは主に女性。ロシア人女性は家事全体の68％を行なっており、欧州では女性が家事に従事する割合は76％。

調査によると、ロシア女性の73％は自身を家事の責任者とかんがえており、フランス人女性で日常の問題は自力で解決するという人の割合は84％、英国では85％だった。

アンケートに答えた3カ国の男性らは、妻の助けがなくとも、ゴミ出し、自動車修理、芝刈りなどの家事を行なっている。

アンケートに参加したロシア男性の52％は、妻と共に家の中の整理整頓を保っていると考えているが、この見解に賛成した女性はわずか25％だった。

ロシア人女性回答者の約27％は、パートナーにもっと積極的に家事を分担して欲しいと思っている。10％のロシア人女性は、自分が一人で一切の家事をやっていると答えており、同じような境遇を嘆いている女性は英国では42％、フランスでは50％だった。

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