月収12万円以上はロシア社会の約1割

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ロシアの調査会社、リア・レイティングがロシア国民に対して行った調査によると、月収が7万5千ルーブル(約12万円)を超える中流以上の所得層は社会全体の12%に過ぎないことが分かった。調査によれば、中流以上の所得層は5つの職業に集中している。

ロシアで中流から高所得層が社会全体に占める割合は12%に過ぎない。調査は27種類の職業を対象に、2018年5月1日からの1年間で実施された。

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ロシア国民に最も一般的な賃金額
調査によれば、中流以上の所得層は資源関連の企業に集中していることが分かった。

最も所得が高いのはエネルギー関連の企業で、石油、ガス、石炭関連の業界では37%の人が7万5千ルーブル以上の月収をもらっている。次に多いのが漁業関係で、この業界では34%の人が中流以上に属している。

ただし、漁業に従事している人口数はロシア全体で10万人にも満たないことから、ごく少数と言わざるを得ない。次いで多いのは金融関連で、この業界では33%の人が中流以上に該当する。また、IT関連や研究機関も所得が比較的高い。

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