05:51 2020年08月05日
ロシア
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ロシアの超音速対艦ミサイル「オーニクス」は、飛翔速度こそ最新の極超音速ミサイルよりに劣るものの、依然として殺傷能力が高く、敵艦に脅威を与えている。米外交専門誌「ナショナル・インタレスト」が報じた。

「ナショナル・インタレスト」のこの記事ではオーニクスは「古い超音速ミサイル」と呼ばれている。軍備に就いたのが今から約20年も昔だからというのがその理由だ。

次世代型の「オーニクス」は2019年11月下旬に発表された。「ナショナル・インタレスト」によれば航続距離は600~800kmで標的を定め、電波干渉を防ぐシステムが改良されるという。

対艦ミサイル「オニクス」(「ヤホント」)
© Sputnik /
オーニクス

「オーニクス」の飛翔速度は最大マッハ2.5。ちなみに、ナショナル・インタレストによると、現在、ロシアが装備に向けてテスト中の最新の極超音速ミサイル「ツィルコン」の速度はマッハ5以上。それでも「ツィルコン」の半分以下でも、オーニクスの速度は、欧米の防空システムに脅威を与えるのに十分だ。


超音速ミサイル「オーニクス」の「面白い」特徴

同誌によると、米軍の外国軍調査部は「オーニクス」の最も「面白い」特徴の一つは誘導システムであると考えている。このシステムは別のランクのミサイルと連帯して機能でき、標的の重要性を決定することもできる。これは攻撃計画を立てる際に土台となる。これにより最重要目標が破壊された後、残りのミサイルは他の敵艦に向けて発射されるため、複数のミサイルが一つの目標に命中することはない。

同誌はオーニクスの他の特徴として、同ミサイルは発射後、自身のレーダーの機能を停止し、敵の防空レーダーシステムが感知できない高度5~10メートルまで降下し飛行する点を挙げている。ナショナル・インタレストは、まさにこの特徴が、同ミサイルの高速性と相まって、敵の防空と電子戦対策を非常に困難にしていると述べている。

同誌は、最新の極超音速ミサイルが「ゲームのルールを変える」だろうと様々に取りざたされる中、旧式で、それより低速の超音速ミサイル「オーニクス」は依然として敵の水上艦にとって脅威であると結論付けている。 

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軍事, 核兵器, ロシア
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