00:10 2020年05月26日
ロシア
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ロシアのSNSでは、生姜とレモンの価格が急上昇している、あるいはそれらがスーパーの棚から消えているとの投稿が相次いでいる。国家院(下院)は、これらの免疫力を高める食材の価格が数倍に跳ね上がっていることに関して該当省庁に監査を求めている。


ロシアでは生姜は、病気の予防と治療用に煮出して飲まれている。また、ニンニクは免疫システムを強くしてくれると考えられている。さらにレモンにはビタミンCが多く含まれ、蜂蜜はロシアでは風邪を治すためのアイテム。

Лимон и имбирь, архивное фото
© CC0 / Pixabay / Kurashov
生姜とレモン

国家院の労働と社会政策委員会長、ヤロスラフ・ニーロフ氏は、ロシアのSNSでは「レモン、ニンニクの価格が急上昇しているという内容の投稿が絶えない。それらの免疫を強くする食品は、新型コロナウイルスなどの感染症予防のために使われる」と指摘した。

ニーロフ氏は「あるスーパーチェーンでの生姜の(1キロ当たり)価格は、3500ルーブル(約4900円)に近かった。私はこの目でその値札をみた」と発言した。

ニーロフ氏は、ロシア連邦反独占局(FAS)とロシア連邦最高検察庁に監査を依頼した。さらに同氏によると、これらの食材の納入業者がこの状況を利用することにした可能性がある。


急上昇する「治療向き」のレモンや生姜の価格

新型コロナウイルスの感染拡大によりロシアではレモンや生姜の需要が急増したが、供給は逆に減少した。その結果、仕入れ価格が高騰していると小売業者は述べている。

ロシアは海外からレモンや生姜を輸入している。レモンの最大の供給元はトルコ、アルゼンチン、南アフリカ、生姜は中国。

ロシア紙「ベドモスチ」によると、いくつかの大型スーパーチェーンの広報担当者は、レモン1キロあたりの卸売価格が最大500ルーブル 、生姜は最大2000ルーブルに跳ね上がったと述べている。また、納入業者はレモンを6倍、生姜を5倍値上げしている。

ロシアのSNSでは、3月末から4月初めの生姜1キロ当たりの価格が数千ルーブルになっているとの投稿が寄せられている。ネットユーザーは生姜1キロ当たりの値札が約2400ルーブル(約3400円)、さらには4500ルーブル(約6400円)になったと写真付きで投稿している。

しかし、今この情報をチェックするのは簡単なことではない。スプートニクの編集者は、モスクワ市南東部の5つのチェーンストアで生姜を見つけることはできなかった。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
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新型コロナウイルス, ロシア, 食品
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