12:05 2020年10月20日
ロシア
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カムチャツカ海域の大惨事 (7)
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カムチャツカ半島アバチャ湾で海洋生物の大量死骸が発見された件で、生態系異常の主な原因として有毒藻類の可能性を見ているという。ロシア科学アカデミー極東管区火山・地震学研究所のアレクセイ・オゼロフ所長が見解を述べた。

オゼロフ所長によると、カムチャツカ半島における水質汚染の原因については完全な理解に至っていないという。藻類が有毒になり赤潮が発生した原因を究明するため調査を行う必要があるとしている。

赤潮は強い毒素が放出される現象の総称であり、海洋生物、魚類、人体に影響を与える。水中で肌に付着すると火傷を負う恐れがある。

オゼロフ所長は有毒藻類説のほかに核実験場の水質への影響を指摘。これら実験場に保管されている物質の影響については近日中に調査を行う予定だと語った。

カムチャツカでは9月下旬、サーファーたちからペトロパブロフスク・カムチャツキー周辺の海が変色したという声が上がり始めた。同ビーチでは海洋生物の死骸が見つかるようになり、住民が撮影してネットに投稿している。

極東連邦大学の研究者によると、カムチャツカ沿岸に未知の有毒物質による汚染跡が確認されている。汚染跡は40キロメートル以上にも及んでいる。

ロシア自然管理監督庁はカムチャツカ沖水質の汚染物質レベルが11倍に上昇したことを確認した。採取した検体を分析した結果、鉄含有量は6.7倍、フェノール2.9倍、リン酸塩は10.8倍に上昇していた。

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