ロシア各地で無許可の抗議集会が開催

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ドイツから帰国してモスクワの空港で拘束されたロシアの野党主導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏の支持者による抗議行動が23日に極東で開催され、モスクワや他のロシア都市でも予定されている。地元当局が発表した。

ロシアの各都市の当局は、コロナウイルスの感染状況に関連し大規模な行動実施の危険性を指摘している。規制に関連し大規模行動は当局に承認されていない。

また、ロシアの内務省および連邦検察庁は、モスクワや他の都市で23日に予定される無許可行動の主催者や参加者の責任について再三警告を行っている。大規模行動は社会秩序への挑発と脅威とみなされており、「早急に収束」されることになる。

行動の参加者数についての情報は今のところ発表されていない。また、行動の中で警察は多数の参加者を拘束したが、詳細は明らかにされていない。


この間、アレクセイ・ナワリヌイ氏の支援者らが1月23日に同氏を支援する無許可集会の開催の呼びかけをインターネットで拡散していた。

ロシアの野党指導者として知られるアレクセイ・ナワリヌイ氏は現地時間の17日夜、治療先のドイツから帰国し、モスクワのシェレメチェボ国際空港に到着して間もなく当局に拘束された。ナワリヌイ氏はこれまで2度の横領容疑で執行猶予付きの有罪判決を受けていた。加えて12月末には新たな横領容疑が発覚したことにより、ロシア連邦検察委員会はナワリヌイ氏を再び起訴していた。

また、猶予期間中に犯した一連の違反行為によりナワリヌイ氏は2020年12月29日以降から当局の捜査対象となっていた。

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