女子大生 ロシアの最重要指名手配犯との恐ろしい遭遇について語る 男はモスクワ近郊のどこかに隠れている

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警察 - Sputnik 日本, 1920, 16.03.2021
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モスクワ郊外に住む女子大学生は、モスクワに近いオジンツォフスキー区を走るバスの中で、ロシアの最重要指名手配犯の連続殺人者ヴァレリー・アンドレーエフに数日前に遭遇したという。この女子大生はモスコフスキー・コムソモーレツ紙のインタビューに答えている。

アンドレーエフは、ロシア南部オレンブルク州出身。以前、モスクワでのアンドレーエフの捜索が始まったと報じられていた。警察は2012年にアンドレーエフが事件と関わっている手がかりをつかんだが、アンドレーエフは現在に至るまで逃亡を続けている。

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その女子大学生は、13日に警察に通報している。彼女によると、その2日前にバスの中でアンドレーエフに遭遇したという。

その女子大生は、「(乗車して)運賃を払っていると、高齢の男性が私の後に続いて車内に入ってきました。(中略)空いている席がたくさんあるのに、私の目の前に座ったんです。その人はしばらく私をみて変な感じで笑っていたんです」と語っている。

インタビューによると、その男は白髪で、暗い色のジャケットとジーンズを着ており、服装は汚れていたという。男は女子大生の前に座り、どこへ向かうのか彼女の同行者から聞き出そうとしていた。男は歯がいくつか抜けており、金歯があったという(この特徴はアンドレーエフのモンタージュ写真と一致する)。

「バスが私が降りる停留所に停まり始めたとき、私は立ち上がって『もう降ります』言ったんです。その人はバスが動き始めても私を見ていました。それ以来その人を見ていません。」


オルスクの連続殺人者

アンドレーエフは、8件の殺人事件の容疑者として当事者不在の状態で告発され、ロシア連邦政府の指名手配を受けている。しかし、さらに多くの犠牲者がいる可能性がある。オレンブルク州とその周辺地域では、数十人の行方不明者がいるためだ。

​アンドレーエフは、オルスクの連続殺人者と呼ばれ、ロシア国内で指名手配されている最も危険な犯罪者の10人の中に入っている。また、2019年末には国際指名手配されている。アンドレーエフの名前は、レイプや殺人で告発されたインターポール(国際刑事警察機構)の人物リストの1番上に書かれている。アンドレーエフは、ロストフ・ナ・ドヌー、ノボシビルスク、サマラなどロシアのさまざまな都市で定期的に 「浮上 」していた。ロシア連邦捜査委員会によると、アンドレーエフは偽の書類を使い、特徴のない普通の外見で人混みにたやすく紛れ込んでいる可能性があるという。

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