06:21 2021年09月25日
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米誌ナショナル・インタレストは、ロシアのラーダ型潜水艦の最新の動力装置を取り上げた。この動力装置のおかげで、その接近に気づくことがほぼ不可能になるほど潜水艦が発する音が静かになったと指摘している。

米国の評論家カレブ・ラーソン氏が執筆した記事では、ロシアの新たな潜水艦の船体は水滴型であり、このおかげで潜水艦の流体力学的特性が大幅に改善されたと述べられている。これによって乱流を回避できるほか、大きな騒音が発生しないという。

ラーソン氏によると、ラーダ型潜水艦の設計における真に革新的な工夫となったのが動力装置で、これによって同潜水艦は世界で最も静かな潜水艦の1つとなった。

初めてロシアのラーダ型潜水艦でスクリュー用の電気を発生させる水素ー酸素燃料電池が使用されている。同システムは、通常ディーゼル・エレクトリック方式の潜水艦に見られるバッテリーの原理では機能しない。むしろ、その結果発電する化学反応と言える。これによりエンジンの可動部分のノッキングが回避され、新たな潜水艦は、原子炉を冷却するための冷却材を送るポンプがかなり大きな音を発生させている一部の原子力潜水艦よりも静かになっている。

ラーソン氏はまた、新たなラーダ型潜水艦には、新世代の電子戦システムや、電気化学的発電機を備えた自律型動力装置が装備されており、これによって潜水時間や航続距離が大幅に増加すると指摘している。ロシアのラーダ型潜水艦の輸出版は「アムール950」と名付けられた。

先に「スプートニク」は、北極圏における影響力に対する国際的な競争が予想される中、北極海で科学的課題だけでなく地政学的課題も解決することになると思われる日本の新型砕氷船について報じた。

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