シベリアの大学、人骨繊維の類似素材の開発に成功

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シベリアの国家研究原子力大学付属セヴェルスク技術大学が人間の骨を再生できる新素材の開発に成功。骨折、ひびの治療に用いることで、この素材はしばらくの時間の経過の後、人骨の完全な一部となる。

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新物質は人体組織の拒否反応を起こさない。外科的治療のほかにも歯科、美容整形科など、応用範囲は広い。

開発者らが「骨用セメント」と呼ぶ新素材は以外や偶然から誕生した。研究者らが当初取り組んでいたのは、チタン製人工器官を移植した際に患者の健康回復を早める素材だった。ところが「まてよ。チタンのように丈夫だが、鉄を混ぜない素材を作ったらいいのでは」と思ったという。

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素材の成分はオール天然。このため移植しても人体はセメントなど、異物に対するようには拒否反応を示さず、逆に回復速度が速まる。最終的には血管も神経線維も入った本物の骨繊維が出来上がり、チタンのようにあとで人体から取り出す必要はない。

新素材の生産はペテルブルグで開始される予定。

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